Generalpause
日々の出来事を思うままに、自分の言葉で…
変声期
- 2017/04/22 (Sat)
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変声期を迎えた生徒さんのレッスンについて。
女の子も男の子も必ず迎える変声期は、なかなか悩ましいものがあります。女の子も変声期があります。多分、今一番わかりやすい例として、芦田愛菜さん。「マルモ」の頃の声のイメージがあるかと思いますが、今は中学生。先日行われた映画キャンペーンでのインタビューを見て、驚かれた方もいらっしゃったのではと思います。
容姿の成長ももちろんですが、声がワントーン低くなって、落ち着いた声になりました。だいたい小学校高学年から、中学生くらいで変声期があります。もっと遅いお子さんもおられます。個人差様々なので、早くても遅くても気にしないでほしいなと思います。声帯は、最も個体差の大きい楽器なのです(^^)大丈夫です。
まず、男の子の場合は、明らかに低くなることが多いのですが、あまり変わらず、高い声のままの印象のお子さんもおられます。これも個人差様々です。あまり変わらなかったお子さんには、是非声楽をお勧めします!テノールとして!
変声期中の歌のレッスンについてですが、レッスンそのものを中断する先生もおられます。出し難さを本人が感じていて、レッスンにならないからという理由がほとんどです。よく分かります。でも私はなるべく来てもらうようにしています。
歌のレッスンは本人が希望してくれて、喉に痛みがなければ、曲に注意しながら歌います。ただ、大きい声では歌わない。変化する音域に敏感に反応して、移調しながらレッスンをするという方法を取ります。私が頑張ればいいのです。この移調作戦は、日々の変化も分かりますし、私自身も、様々な意味で、とても勉強になります。
変声期が少し落ち着いたら、テノールなのかバリトンなのか、バスなのか、聴き分けながら、慎重に、でもあまり区分けせず、歌ってもらいます。とにかく、歌うことが嫌にならないように。それを大切にしています。声が出ないから嫌だ、とならないように。
そして、高校生になったら、決して無理をさせない発声を心がけます。変声期を終えて、まだまだ間もない頃です。急に大人の発声にしたりしないよう、私の都合ではなく、生徒さんの声に合わせたレッスンをしています。
すごく、難しいのですが、私は常に、癖のない発声を心がけています。
これは女の子でも同じです。女の子も若干変化します。低くなります。少し分かり難いかもしれません。私自身、あまり変化は感じませんでしたが、合唱団で歌っていた時、風邪でもないのに、少し出難い音域があったりしたような記憶があります。でもほとんど影響はありませんでした。むしろ、落ち着いたと思われる頃には高音が出しやすくなりました。あ、私は地声で歌えない子供だったので、最初から、裏声で歌っていました。
変声期をどう乗り越えていくか、どう過ごすか、は本人の意思が尊重されるべきと思っています。声楽家になりたいと思う生徒さん、そこまで思っていないという生徒さん、どちらも私にとっては大切な生徒さんであることには変わりはないので、とにかく、歌うことが好き、という気持ちをどうやって育てて行くか、を最も大切にしています。
歌うことが好きならば、きっと続けることが普通になっていくからです。過ごし方はいくらでもあります。ある生徒さんは、ソルフェージュを徹底して訓練しました。後々、大変功を奏しました。過ごし方はいくらでもある。そう思います。
私は、ちゃんと生徒さんの変化を感じ取り、よく話し合ってレッスンを進めるようにしています。それは大人の生徒さんでも同じです。
加齢は全人類が迎える事実。出ていた音が出なくなる、痰が絡む、ビブラートがついてしまう、音域が下がる…様々です。そのことについては、また別途アップしますが、いずれにしろ、方法はあります。そして、やはり対話が大事です。不安や情けなさ、悲しさ、そういうところにきちんと寄り添っていきたいと思います。
レッスンのお問い合わせ、大歓迎です。是非一度、いらして下さい!年齢性別、経験不問です。身体条件に合った発声を見付けて、楽しく歌えるお手伝いをさせて頂きます。お問い合わせ、お待ちしております。
お問い合わせは、私のホームページの「CONTACT」からどうぞ!ページの一番下にある「♪」をクリックして下さい。メールフォームが立ち上がります。よろしくお願い致します。
女の子も男の子も必ず迎える変声期は、なかなか悩ましいものがあります。女の子も変声期があります。多分、今一番わかりやすい例として、芦田愛菜さん。「マルモ」の頃の声のイメージがあるかと思いますが、今は中学生。先日行われた映画キャンペーンでのインタビューを見て、驚かれた方もいらっしゃったのではと思います。
容姿の成長ももちろんですが、声がワントーン低くなって、落ち着いた声になりました。だいたい小学校高学年から、中学生くらいで変声期があります。もっと遅いお子さんもおられます。個人差様々なので、早くても遅くても気にしないでほしいなと思います。声帯は、最も個体差の大きい楽器なのです(^^)大丈夫です。
まず、男の子の場合は、明らかに低くなることが多いのですが、あまり変わらず、高い声のままの印象のお子さんもおられます。これも個人差様々です。あまり変わらなかったお子さんには、是非声楽をお勧めします!テノールとして!
変声期中の歌のレッスンについてですが、レッスンそのものを中断する先生もおられます。出し難さを本人が感じていて、レッスンにならないからという理由がほとんどです。よく分かります。でも私はなるべく来てもらうようにしています。
歌のレッスンは本人が希望してくれて、喉に痛みがなければ、曲に注意しながら歌います。ただ、大きい声では歌わない。変化する音域に敏感に反応して、移調しながらレッスンをするという方法を取ります。私が頑張ればいいのです。この移調作戦は、日々の変化も分かりますし、私自身も、様々な意味で、とても勉強になります。
変声期が少し落ち着いたら、テノールなのかバリトンなのか、バスなのか、聴き分けながら、慎重に、でもあまり区分けせず、歌ってもらいます。とにかく、歌うことが嫌にならないように。それを大切にしています。声が出ないから嫌だ、とならないように。
そして、高校生になったら、決して無理をさせない発声を心がけます。変声期を終えて、まだまだ間もない頃です。急に大人の発声にしたりしないよう、私の都合ではなく、生徒さんの声に合わせたレッスンをしています。
すごく、難しいのですが、私は常に、癖のない発声を心がけています。
これは女の子でも同じです。女の子も若干変化します。低くなります。少し分かり難いかもしれません。私自身、あまり変化は感じませんでしたが、合唱団で歌っていた時、風邪でもないのに、少し出難い音域があったりしたような記憶があります。でもほとんど影響はありませんでした。むしろ、落ち着いたと思われる頃には高音が出しやすくなりました。あ、私は地声で歌えない子供だったので、最初から、裏声で歌っていました。
変声期をどう乗り越えていくか、どう過ごすか、は本人の意思が尊重されるべきと思っています。声楽家になりたいと思う生徒さん、そこまで思っていないという生徒さん、どちらも私にとっては大切な生徒さんであることには変わりはないので、とにかく、歌うことが好き、という気持ちをどうやって育てて行くか、を最も大切にしています。
歌うことが好きならば、きっと続けることが普通になっていくからです。過ごし方はいくらでもあります。ある生徒さんは、ソルフェージュを徹底して訓練しました。後々、大変功を奏しました。過ごし方はいくらでもある。そう思います。
私は、ちゃんと生徒さんの変化を感じ取り、よく話し合ってレッスンを進めるようにしています。それは大人の生徒さんでも同じです。
加齢は全人類が迎える事実。出ていた音が出なくなる、痰が絡む、ビブラートがついてしまう、音域が下がる…様々です。そのことについては、また別途アップしますが、いずれにしろ、方法はあります。そして、やはり対話が大事です。不安や情けなさ、悲しさ、そういうところにきちんと寄り添っていきたいと思います。
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