Generalpause

日々の出来事を思うままに、自分の言葉で…

朝ドラ「エール」

私もよく歌わせて頂いている「長崎の鐘」の作曲者、古関裕而さんの物語だったので、欠かさず観ていました。

放送は、コロナ禍で困難を極めたことと思います。

それでも、生きる全ての方々への「エール」にした力は素晴らしいと思いました。そして確信しました。

「人生に歌は欠かせない」

どんな時も、歌は人に寄り添うのです。

昨日のレッスンで、生徒さんと大盛り上がり(笑)感想を語り合い、共感し、大興奮(笑)楽しかったです。すぐさま、長崎の鐘を一緒に歌いました!

ドラマの最後のコンサートは秀逸。イヨマンテ!凄すぎる。流石の吉原さんです。圧巻です。

多分、吉原さんを知る方々は、なぜ彼を寡黙な役にした?と思ったことでしょう。ものすごいミュージカル俳優さんですからね。ジャンバルジャンですよ。力がないとできない役柄です。それをオーディションで勝ち取った、本気の本格派ミュージカル俳優さんです。

でも、隠し球のように、ドラマでは歌わせず、ここぞとばかりにコンサートでイヨマンテを担当させるなんて、憎いじゃないですか。

薬師丸ひろ子さんも、若い頃から声も変わらず、鍛えておられるのだと思いました。森山直太朗さんの心を鷲掴みにする説得力ある歌唱。

そして、音さんを演じた、二階堂ふみさん。短期間で、あの頭声発声を頑張って頑張って、最大限の成果を挙げられたのは、異例のことです。もちろん、プロや音大生には敵わないところはあるにしろ、そこじゃないんです。努力されたことが分かる歌でした。

ドラマの中で、音さんがいろいろ諦めて、でも、大きなホールで歌ったねと思うと、このドラマを拝見して良かった!と思えます。

年末に紅白もありますが、やはり歌える人が出るべきと思いました。たった15分でも、大満足でした。もう一回聴きたい観たい。それが本当のコンサートです。

古関裕而さんの名曲を、心が荒むコロナ禍に聴けたことは、励まし以外のなにものでもないと思います。

みんな苦しい。私も苦しい。八方塞がりな時もあります。それでも、歌うと心が躍ります。

私は上手い歌い手ではありませんが、人の心に寄り添う歌を歌いたいと思い続けています。今だからこそ改めて、そう決意するのでした。

素敵なドラマでした。演者の皆さん、スタッフの皆さんに、心から労いと感謝をお伝えしたいと思います。

歌は、良い。

生徒さんや団員さんが、「すっきりした!」「楽しかった」と言って帰られる時、一番幸せに思います。

踏ん張ろう。私には歌がある。


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Shima
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声楽家/声楽講師
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ドライブ、料理、美術館めぐり
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広島で活動中の声楽家です。
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