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チャレンジする、ということ

5月30日のコンサートに向けて、今日も合わせました。

大変(笑)本当に難しいし、新曲揃いというのは厳しい。初演ものは本当に難しい。

でも、難しいからこそ、やり甲斐があるというもので、段々ワクワクしている自分に気付きます。全然まだまだ思うようにならないし、下手くそなんだけど、ものすごく楽しいです。

この年になると、崩れないプログラムというのがあって、手堅く行くようになります。お客様の気持ちに背かないような(笑)親しみやすい曲を選んだり。歌い手として、失敗しない、怪我をしないプログラムを選びがちです。

でも、今回はチャレンジです。全くのチャレンジ。

現代曲は難しい。分かっているけれど、難しいからこそ、やる意味がある。当たり前だけれど、難しいことから逃げてはダメだなぁって思いました。

今は、ろくに歌えない自分が面白い(笑)でも、絶対にいいコンサートにします。

だって、苦しくても、新曲達が素晴らしい!吉清先生のは、本当に、雫が落ちるような…すっごく現代曲ですが、変化に富み、引き込まれます。

坪北さんのは、原爆ドームがテーマなので、重たいのですが、坪北さんが曲を作ると、こうなるのね(^^)と思わずホッとする感じです。

要するに、私次第なんですよ(笑)私が頑張らないと。

追い込んで追い込んで、準備します。当たり前だけれど、苦手なこと、難しいことから逃げていると、成長はないと思うので。それらしく歌うことは出来るかもしれないけれど、聴き手には伝わってしまう。「これでいいか」的な雰囲気が。私は妥協したくないのです。技量があるかどうかは別として。手を抜かない。逃げない。…だから、キツくもなるし(笑)強くもなる。困るけど「全ては歌のため」。だから、これでいいのです。

大変だけど、チャレンジ!そして楽しいと、吉清先生も思って下さっているのが、とても嬉しいです。そういう向き合い方が出来て良かったです。本当に感謝でいっぱいです。ご一緒出来て良かった(^^)

現代曲と意識しなくても、心地よく聴いて頂けるように、しっかり練習しておきます。

5月30日、是非、ライフワンへお越し下さい。現代曲の面白さをお伝え出来ると思います。そうなるように、頑張ります。よろしくお願い致します。

おやすみなさい。また明日。

祈りの一日、終わります。

楽譜の書き込み

合唱の楽譜。指揮者の指示など、様々な書き込みをします。



私の場合、パートに関係なく、指揮者の指示は書き込みます。代行することもありますし、どなたから聞かれても答えられるようにします。

中にはこんな書き込みも。



「続いていますよ〜!」(笑)

話し言葉だし(笑)

ま、見せられないような、へんてこな書き込みもあります(^^)

基本的に、見せられないですよね(笑)汚くて。でも、大事な作業なので、書き込みが減ることはありません。

おバカな私は、記憶する容量が小さいので(笑)書くのが一番なのです(^^)

言い訳

私は、趣味や自分の向上心からレッスンを受けに来る方に対しては、徹底して楽しいレッスンにします。

プロを目指したり、プロと同等に歌いたい方に対しては、それに応えるレッスンをします。

かつて音高の生徒に多かったのは、言い訳を必ず、頑張る前に言うこと。いや、正確には自分なりに頑張っているのだと思います。ただ、否定されることに慣れていないので、とても傷付くらしく、泣きます(-_-)

だって、でも、どうせ、という3Dを言わないように、音高生には言って来ました。やりもしないうちに言うのは、特に認めません。

才能云々は、確かにあるかもしれません。どちらかというと、大事なのは、センス、かと。でもそれは自分で決めるものじゃないんです。自分で限界を決めたら、もうそこから先はありませんから。

その道に入ると決めたこと自体、既に自分の得意なことを見出していると思います。そこに恥じることなく、やれるところまで、もう出来ないんじゃないかと思うまで、やってみて欲しいんです。

安全ゾーンを狙ってプロになれるなら、こんな簡単なことはないです。

私は、小学二年生から歌ってきました。子供なりの発声法を習って、きちんと歌ってきたつもりです。高校から音楽専門の道に入り、ソルフェージュ、音楽理論など、音楽教育を専門的に受けてきました。それはもう厳しいものでした。授業だって、最初は落ちこぼれで、泣きながら受けていました(笑)

現在に至るまで、歌わなかったのは、鬱状態で寝たきりだった時だけです。母もそのことを知りません。

私は歌うことが大好きで、それだけでここまで歌って来ました。残念ながら、それこそ、才能があると思ったことは一度もありません。人の声が羨ましくて、悩んだことも数知れず(笑)

でも、私は私なんです。どうしようもなく、歌うことが大好きなんです。好きで好きで仕方がないのです。どうやっても。だったら、この声、この楽器でやっていくしかない。貫くこと、がむしゃらに歌うこと、このことだけは自信があります。言い訳は、出来ないんです。自分で決めた道だから。自分を簡単に裏切る人は、人を大切になんて出来ませんから。

言い訳をしないっていうのは、本当にきついことです。でも、そうしないと、本物にはなれないと思います。

プロになりたいなら、だって、でも、どうせ、を言わないようにしてみて欲しい。

説明は必要。でも言い訳は要らない。説明と言い訳は、別物です。聞けばわかる。

そして、とても、不思議なのが、先に結果を知りたがる。「これをやって何になるんですか?」と。情報を欲しがる。我々の時代は、声楽の道に進んだから何になれる、なんてことは思わず、歌いたくて、学びたくて、漠然とした「声楽家になりたい。オペラをやってみたい。プロの歌い手として舞台に立ちたい」などと夢を見て、その想いだけで、進学しました。

実際入ってみて、険しい道過ぎて、途方に暮れましたが、それでも歌って歌って、けなされても、怒られても歌い続けて、自分なりの歌うことの幸せを見つけられたからこそ、何があっても頑張れる人生になったのではないかと思います。

人のせいにしない、というのはとても難しいですが、自分の人生の責任が取れるかどうかだと思います。人に対しても。

人を羨む前に、とことん頑張れるかどうかです。言い訳するよりも、やるべきことがある。

目の前で泣かれても、私はプロを目指す人には、そう言います。私は先生、だから。歌を教えるだけではないのです。大切な愛しい生徒だからこそ、心を鬼にして、言います。

がんばれ、と心の中で思いながら。

覚悟を決めて、取り組みなさい。この世界でやっていくんだと。歯を食いしばってでも。ま、だから私は血豆が出来るほど噛み締め、歯が削れる程食いしばるのですが(笑)

でも、幸せだと、思います。歌を歌わせて頂ける人生。今とても感謝しています。

もっと、自分を信用してみて欲しいです。

がんばれ(^^)

それぞれの定番

各分野、それぞれの定番となるものがあります。

音楽ならば、コールユーブンゲンとか、黄色い本の楽典とか。

声楽ならばコンコーネとか、イタリア歌曲集とか。

ピアノなら、ハノンやツェルニー、ソナチネ、ソナタとか。

保育の定番はこれ。



新、もあります。たいていこれらの中のものを保育園や幼稚園で使っています。なので小さなお子様のレッスンの場合は、こちらの本を使います。

歌うんですよ、私も(笑)そうだったらいいのにな、とか、お弁当箱とか、普通に歌います。しかも、出来るだけ、表情豊かに(笑)ノリノリで歌っちゃいます(^^)

楽しいんですよ、こういうのも。

私は、あまり分野を限定していません。クラシック専門ですが、とご了承頂いた上で、ポップスもレッスンします。演歌だってやります。

もちろん、ドイツリートや、フランス歌曲やオペラもレッスンします。

実に変化に富んだレッスンとなり、ちっとも飽きません(笑)

発声法もそれぞれ違うし、負担はありますが、勉強になります。

どの分野も、聴いてくれる人がいることを前提に歌うことがとても大事なのだと思います。伝える気持ちがあることが大事。

歌うことが好き、ということも、大切な才能の一つです。

年齢、分野に関係なく、持ち時間は全力で関わり、レッスンします(^^)

なので、帰宅時には、ヘトヘトになります(笑)でも、ちっとも嫌じゃないんです。

なんでしょうね。歌っている人が大好きなんです。人が歌っているのが嬉しくて仕方がないのです。私が歌うんじゃなくて。変かしら。

歌うことが好きな人がもっともっと増えるといいな。そしたらきっと幸せな世の中になる。音楽で満たされた日々がいい。

例え、寂しくても、辛くても、心配事があっても、音楽が支えてくれますから。希望を持つためにも、音楽があった方がいい。


音楽はね、寄り添ってくれるんです。そっと。押し付けでなく、あくまでも、そっと。音楽はね、裏切らないんです。私が裏切ることがあっても、音楽は人を裏切らない。どこまでも懐が深く、優しく、温かいのです。

本音を言ってそうで、実は一番言いたいことを飲み込んでしまう私には、音楽が欠かせないのです。寄り添ってくれるから、ありがたいです。


音楽を選んで良かったと、毎日思います。決して裕福にはなれませんが(笑)私のような人間は、音楽が必要なのです。音楽を選んだことを誇りに、それだけを支えに生きております(笑)

私には、生徒さんと、素敵な歌との出会いを作る役目があります。歌を教えるよりも大切なことかもしれません。そのためにも、私がたくさん歌を知っていなければならないのです。

生徒さんが、この曲好き!と言って下さると、本当にホッとします。そして、単純な私は、頑張ろうと思えるのです。ほんと、生徒さんの笑顔が、私の最高のご褒美なんです。

だから、私は、生徒さんに幸せにして貰ってるなぁと思うのです。

どんな時も、心をフラットにして、全力で向き合いたいと思います。生徒さん達が大切だから。

さぁ、一時間ほど休憩出来ます。コーヒー飲んでこようかな。

夜まで頑張ります。

もう一踏ん張り!頑張りましょう!寒い!

歌に出るもの

歌に限らず、ではありますが、演奏にはその人の奥底にある本質が必ず出ます。怖いです。

簡単に言えば、気の強い人は、勝気な強い演奏になりますし、詰めの甘い人は、どこか惜しい!という演奏になるように思います。誤魔化せないんです。ほんとに怖いことだと思います。

演奏するって、勇気が要るんですよ(^^)

私は、歌がお客様の気持ちに寄り添う歌を歌いたくて、歌を聴いてくださった方が、優しい気持ちになれたり、元気が出たり、そんな歌を歌えたらと思っています。

それには、やはり私自身の軸が、優しさに向かわないと無理な話で。いかんせん、未熟であるが故、なかなか難しいのですが、向き合うべき事とちゃんと向き合えば、時間がかかろうとも、いつの日か、そこに導かれるものではないかとも思います。

自分と向き合う、というのは、なかなか(笑)難しいことでもありますが、困難や面倒なことから逃げないことも、この道においては必要かと思います。得意なことだけをやりたいなら趣味で十分なんです。プロとして演奏し続けたいのなら、苦手なことにも、ひっそりチャレンジし、良き所を自ら伸ばすことが大切です。

…ってやってると、鉄の女が完成する訳です(^^)決して可愛くはないです。何を取るか、ですね。


私は腰と股関節が悪く、臼蓋形成不全症などがあります。でも、立って歌い続けたいので、週一のリハビリを欠かさないのです。誰も代わってくれませんから、頑張るしかないのです。

全て自分の持ち物。悲観的になることは不思議とありません。いつか立てなくなるかもという不安が消える訳ではないのですが、歌のおかげで強くなれたのなら、どんなことになっても、なんとか頑張ろうとするのではないかという、自分への期待があります。人前で歌えなくなっても、私が歌うことを好きでいられれば私はそれで満足です。

その日が遠くなるように、リハビリに励むのです。

そして、良き人間になるよう、謙虚に精進し続けようと思います。

ほんと、歌には人柄が出てしまい、隠しても隠しても、バレてしまいます(^^)

機械ではなく、人が演奏する面白さ、です。

うう(>_<)頑張るっ(笑)

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プロフィール

HN:
Shima
性別:
女性
職業:
声楽家/声楽講師
趣味:
ドライブ、料理、美術館めぐり
自己紹介:
広島で活動中の声楽家です。
ホームページもご覧下さい。末永くよろしくお願い致します。
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