ちょっとだけ

終わってみて、やはり日々の仕事がありながらのリサイタルは、本当に過酷でした。

でもこれは、私だけに限ったことではなく、多くの演奏家も同じ思いをしているのです。

リサイタルなどしないで、やり過ごすことも出来ます。でもやはり、これからのために、しなければと思いました。

靭帯損傷もあり、風邪もあり、散々でしたが、お医者様であったり、先輩先生方であったり、講師仲間や生徒さん、そして何よりピアニストさんの支えがあって、今日を迎えることができました。

足も腫れているし、喉も疲労していますし、体も全体が張っていて、ボロボロですし、結構間違えたし、音も外れたし、いろいろ不手際もあったし、自分の下手さ加減に呆れたり、だいたい終わった後は、ろくでもないことになるのですが、それでも、やってよかったと思います。

大きなチャレンジでしたが、一人だった訳ではないので、なんだかんだ愚痴りながらも、とても充実していたと思います。音楽にどっぷり浸かることができた数ヶ月でした。

今は足も腰も痛くて、どう寝転がったらいいのかわかりません（笑）。眠れるでしょうか。

ほんとに、終わったのかなぁ。

さすがに疲れました。お世話になった方々のお顔を思い浮かべながら横になります。

本日も、ありがとうございました。とりあえず寝ます。

おやすみなさいませ。