Generalpause

日々の出来事を思うままに、自分の言葉で…

録音って

今、リサイタルの録音を聴いております。

…。

…。

間違えてらぁー(-_-)と、自分に突っ込む私。

歌った方としては、間違えたり、音が外れたりしたことが物凄く凹む要素でして。

でも、どの演奏家の方も「間違いはあるんだから!もっと言えば、間違いは絶対にある。大丈夫。全体的にしっかりしてれば気にすることなんかない!」と力強く励まして下さるのですが、むむむ、です。情けない。

今回ピアノの蓋を全開にしたのですが、ピアニストがよくバランスを保って下さったなぁと思いました。

蓋を全開、というのは、声量のない私にとって、大きな賭けというか、むしろ、んー…適切な言葉が見つかりませんが、負け戦(笑)なんです。なんで全開にしたの?って絶対批判されるので。

でも、ピアノの魅力がしっかり出るのは、やはり蓋全開なんです。歌とピアノとのアンサンブルですから、歌い手の力不足を理由に、アンサンブルが成立しない方法を取るのは適切ではないような気がして、全開という選択をしました。

調律師の方が三人、あの会場にはおられました。心の中で思うことはたくさんお持ちだと思いますが、一様に驚いておられましたし、ピアニストの技術をとても褒めて下さいました。調律をして下さった方も、全開で良かったですよ!と言って下さいました。たくさん本番前にアドバイスを下さったのですが、それがとてもありがたかったです。

素直に嬉しかったです。大下さんにお願いして良かったと思いました。彼女の持ち味はキレのいい音、打鍵の速さにあるんです。初見力はもちろんのこと、感性が素晴らしい。三年間、組んで来て、リサイタルをするならピアニストは、彼女しかいないと思いました。

録音って、残酷ですが(笑)受け止めなければと思って聴いています。今日一日落ち込みそうですが。

間違えたことが悔しくて悔しくて(笑)ばかちん。

門外不出の音源(笑)でも、坪北さんには送ります。

坪北さんの曲、歌わせて頂いて良かった。まだまだ練って、もっともっと成長した歌にして行きたいです。被爆ピアノコンサートでも頻繁に歌わせて頂きたいので頑張ります。

そうなんです。これで終わりじゃないので、しっかり、熟成させていこうと思います。それが、作曲家への敬意です。

舞台に乗せたら終わり、ではなくて、ここからですから。

終わりがないんです。一生勉強。

あー…上手くなりたいなぁ。やりたいことがやり切れるように、表現したいことが表現し切れるように。そんな歌い手としての技術、声、身に付けたいです。まだまだだ。



あー凹むっ(>_<)

頑張ります。

あーまた間違えてる(-_-)もー…ばかちん。


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