被爆ピアノコンサート 小学校にて

被爆ピアノコンサート、おかげさまで、無事終了致しました。

ピアニストも、初コンサートでしたが、素晴らしいピアノで子供達も大きな拍手をしてくれました。

校長先生、担任の先生方、保護者の皆様、本当にお世話になりました。小学校四年生の生徒さん達が、びっくりするほどの集中力で、とても静かに聴いてくれました。

今日は無風で、体育館の窓を全開にして下さったのですが、全く風がない状態で、皆さん暑さの中にも関わらず、本当に静かに聴いて下さって、感激しました。

伝えたかったことは、身近な人にこそ、ありがとう、ごめんなさいを素直に伝えること、見えないことに気付く心を育んで欲しいということ。

ご飯が用意されるのも、洗濯された服を着て出掛けられるのも、綺麗な部屋にいられることも、誰かがやってくれているから。

それは…お母さんだったり、お父さんだったり、おばあちゃん、おじいちゃんかもしれない。ありがとう、と言える人でいて欲しい。

気付き、察する。しかも平等に。

心がしなやかな時だからこそ、人によって対応を変えたりするようなことを、安易に覚えて欲しくないのです。

誰とでも、ちゃんと向き合える人でいて欲しい。

素敵な大人になって下さいね。笑顔いっぱいの、優しいあったかい素敵な大人に。大人になっても被爆ピアノを覚えててくれたら嬉しいです。

今日最大の感謝を、静かに聴いてくれた、四年生の生徒の皆さんに。本当にありがとうございました。皆さんの真剣な顔、忘れません。

改めまして、校長先生、先生方、保護者の皆様、本当にありがとうございました。保護者の方々の涙、忘れません。心して取り組んで参ります。

暑い中、大人の方も、生徒の皆さんも、しっかり聴いて下さって、嬉しかったです。本当にありがとうございました。

そして、矢川さん、ピアニストの大下由紀江さん、本日も、本当にお世話になりました。ありがとうございました。またよろしくお願い致します。