Generalpause
日々の出来事を思うままに、自分の言葉で…
Dream Theater 〜 高野菜々さん
- 2012/09/30 (Sun)
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音楽座ミュージカル/Rカンパニーに所属する高野菜々さんは、音高に在学していました。音高の舞台芸術科ミュージカル専攻に第一期生として籍を置き、日々仲間とともに頑張っていました。この一期生達が!みんな個性が光っていて、ほんっとにそれぞれ素晴らしい才能を持っています。みんながかわいくて仕方ないです。それに続く後輩達も、先輩の姿を追いながら、頑張っています。授業を持たせて頂いたり、音高の創作ミュージカル「しんらんさま」も一緒に創ったので、なんか特別な想いがあるんですよね。舞台芸術科には。
えー…菜々っちと呼んでいるので、そのままで失礼します(笑)。その菜々っちが3年間担当していた番組が夕べ最終回を迎えました。3年間よく頑張ったと思います。20歳からスタートしたのかな。若い彼女が、ゲストをお迎えしてお話を伺うということは、本当に大変なことだったと思います。敬語などの言葉遣いはもちろんのこと、社会のこともこれから勉強しなければならない年齢です。それはもう…不安が大きかったと思うんです。でも持ち前のガッツ!と努力と明るさで取り組んでいく様子がよくわかりました。
最初はなかなか広島で放送されなくて、YouTubeでアップして下さったファンの方の録音を聴いていました。本当にありがたかったです。そのうち、Podcastで聴かれるようになり、毎回欠かさずダウンロードして聴いていました。その成長ぶりは、目を見張るものがありました。とても嬉しかったです。最初はハラハラしながら聴いていましたから(ごめんよ…汗)。でも、彼女が努力するのはわかっていたし、きっと大丈夫と思っていました。
20代のうちに様々なゲストをお迎えして、自分とは違う分野の方々とお話ししたり、時にはミュージカル界の大先輩をお迎えして、本当にたくさんの刺激を頂いて、様々な考え方に触れて視野が広くなったのではと思います。
菜々っちは番組をとっても大事に思っていましたし、番組にも並々ならぬ気持ちで向き合っている様子を聞いていたので、本当に応援していました。番組が終わってしまうのは、本当に残念だし、菜々っちの今の気持ちを思うと心配したり、お疲れさまと言いたい気持ちと…複雑で、昨日は、大泣きしながら聴きました。よく頑張ったなーと思って。
でも、終わるということは、何かを始められるということでもあります。ミュージカル俳優としてのキャリアをスタートした頃から今までを思えば順調すぎるほど順調で、とても恵まれているように思います。でも、それは、外から単なる経歴だけを見た時の話であって、実際の本人は…きっととっても苦労したでしょうし、辛いことも多かったでしょうし、必死についていったのだろうと思います。彼女は事ある毎にメールや電話をくれて現状報告をしてくれるのですが、苦しいこともなかなか口に出さず、自分をなんとかして奮い立たせているので、その様子を聞けば、実際の想いはどうなのかは想像がつきます。もちろんその世界では、そんなことは当たり前なのだと思いますが、デビューから主役というのは、本当に大変なことだったと思います。音楽座さんの賭けとも思える選択と決断に、私は本当に心から感謝しています。
私、彼女の舞台を見ると、作品はもちろん音楽座さんですから素晴らしくてそれだけでもすぐ泣いてしまうのですが、彼女を見ると涙涙で、どうにもならないほど泣いてしまいます。カーテンコールでは嗚咽が出ますもん(笑)それくらい、感激します。
音楽座さんの作品はあったかいんです。すっごく考えさせられることもあります。でも例え重たいテーマでも重たくならない要素がたくさん散りばめられていて、観終わった後、ほっこりあったかくなるんです。不思議な魅力を持った作品です。おそらくお芝居がとてもしっかり創られているからこその説得力があるのではと思います。…音楽座さんのお稽古は相当厳しいのではと思います。本当に個人的な勝手な憶測で大変失礼なのは十分承知した上で申し上げさせて頂きますが…技術的な面はもちろんでしょうけれど、そこだけではなく、普段が問われるんだろうなと思います。どう生きるか、人としてどうあるべきか、仲間をどう捉えるか、というそういうことまで求められているのではないかと思います。普段が舞台に出る怖さ、重さをしっかり受け止めておられるように思います。そういうところで、若い頃から、キャリアのスタートをさせて頂けたことは菜々っちにとって、本当にありがたいことだったと思います。辛抱強く、菜々っちを育てて下さっている皆様に本当に感謝しています。
そして、菜々っちのご両親。ご親戚。皆さんがほんっとに素晴らしいんですよ。ファンの方のことも本当に大切にして下さいます。バスツアーがあるんですけどね。その時に、おばあちゃまからレース編みのコースターなどを全員にプレゼントがあったり、お父様、お母様、ご親戚の方が移動中の配慮もして下さって、本当に大事に大事にして下さいます。ツアーを組んで下さるだけで十分なのに。
菜々っちに憧れ、その道を目指して追いかけて頑張っている現役の生徒もいます。菜々っちが新妻聖子さんに憧れたように、今は憧れられる存在になっています。次々とスターが生まれる中で、キャスティングされ続けることは本当に大変なことだと思うし、日々大きな不安との闘いもあると思います。でも、地道に丁寧に精進していってほしいと思います。私は彼女には「頑張って」と言わないようにしています。もう十分頑張っているから。ただただ、身体に気を付けてほしいのです。心身ともに休める時間と場所を作ってほしい。日々を新鮮に生きるためにも。私は、彼女が主役を務めるから応援している訳ではありません。音高で出会った生徒だから。そして、とっても辛い時期を見てきたから。そこからどう立ち上がったかを見させてもらったから。高野菜々という人間そのものを応援しています。遠くから。
どうか皆さんも、どこかで「音楽座ミュージカル/Rカンパニーの高野菜々」という名前を見たら、応援して下さいね。是非舞台を一度見て下さい。音楽座さんの作品は素晴らしいです。それはもう本当に。そこで輝く菜々っちを見て頂けたら嬉しいです。
菜々っち。3年間、本当におつかれさまでした。素敵な素敵な番組でした。声を聴いて体調を判断するしかなく、時には心配な状態ではないかと思いながら聴くこともありました。そんな時、ゲストの方とお話をして、素直に「あはは!」と笑う声を聴いて安心したものです。私も大好きな番組でした。残念な気持ちでいっぱいですが、新たな道をまた切り開こう。終わりがあれば始まりもある。それが人生。そして、「いつかまた」という、新たに増えた「夢」に向かって、番組を卒業した寂しさを忘れず、スタッフの方々や応援して下さった方々への感謝を忘れず、その日が迎えられるよう、自らを磨いていって下さい。どんな時も応援しています。夢中だった3年間を誇りに思って下さい。また舞台で皆さんに会って下さい。そして、菜々っちの最終回の放送のことをブログに書いて下さった仲間の方もおられます。音楽座あっての自分を忘れず、仲間とともに、いい作品を作り続けて下さいね。これからは、若くて勢いがあるというだけでなく、大人の女性としての成長に磨きをかけて下さいね。まだまだ可能性の塊です。勇気を持って、歩んでいきましょう。時にはゆっくり広島に帰ってきんちゃい。待っとるよ。
えー…菜々っちと呼んでいるので、そのままで失礼します(笑)。その菜々っちが3年間担当していた番組が夕べ最終回を迎えました。3年間よく頑張ったと思います。20歳からスタートしたのかな。若い彼女が、ゲストをお迎えしてお話を伺うということは、本当に大変なことだったと思います。敬語などの言葉遣いはもちろんのこと、社会のこともこれから勉強しなければならない年齢です。それはもう…不安が大きかったと思うんです。でも持ち前のガッツ!と努力と明るさで取り組んでいく様子がよくわかりました。
最初はなかなか広島で放送されなくて、YouTubeでアップして下さったファンの方の録音を聴いていました。本当にありがたかったです。そのうち、Podcastで聴かれるようになり、毎回欠かさずダウンロードして聴いていました。その成長ぶりは、目を見張るものがありました。とても嬉しかったです。最初はハラハラしながら聴いていましたから(ごめんよ…汗)。でも、彼女が努力するのはわかっていたし、きっと大丈夫と思っていました。
20代のうちに様々なゲストをお迎えして、自分とは違う分野の方々とお話ししたり、時にはミュージカル界の大先輩をお迎えして、本当にたくさんの刺激を頂いて、様々な考え方に触れて視野が広くなったのではと思います。
菜々っちは番組をとっても大事に思っていましたし、番組にも並々ならぬ気持ちで向き合っている様子を聞いていたので、本当に応援していました。番組が終わってしまうのは、本当に残念だし、菜々っちの今の気持ちを思うと心配したり、お疲れさまと言いたい気持ちと…複雑で、昨日は、大泣きしながら聴きました。よく頑張ったなーと思って。
でも、終わるということは、何かを始められるということでもあります。ミュージカル俳優としてのキャリアをスタートした頃から今までを思えば順調すぎるほど順調で、とても恵まれているように思います。でも、それは、外から単なる経歴だけを見た時の話であって、実際の本人は…きっととっても苦労したでしょうし、辛いことも多かったでしょうし、必死についていったのだろうと思います。彼女は事ある毎にメールや電話をくれて現状報告をしてくれるのですが、苦しいこともなかなか口に出さず、自分をなんとかして奮い立たせているので、その様子を聞けば、実際の想いはどうなのかは想像がつきます。もちろんその世界では、そんなことは当たり前なのだと思いますが、デビューから主役というのは、本当に大変なことだったと思います。音楽座さんの賭けとも思える選択と決断に、私は本当に心から感謝しています。
私、彼女の舞台を見ると、作品はもちろん音楽座さんですから素晴らしくてそれだけでもすぐ泣いてしまうのですが、彼女を見ると涙涙で、どうにもならないほど泣いてしまいます。カーテンコールでは嗚咽が出ますもん(笑)それくらい、感激します。
音楽座さんの作品はあったかいんです。すっごく考えさせられることもあります。でも例え重たいテーマでも重たくならない要素がたくさん散りばめられていて、観終わった後、ほっこりあったかくなるんです。不思議な魅力を持った作品です。おそらくお芝居がとてもしっかり創られているからこその説得力があるのではと思います。…音楽座さんのお稽古は相当厳しいのではと思います。本当に個人的な勝手な憶測で大変失礼なのは十分承知した上で申し上げさせて頂きますが…技術的な面はもちろんでしょうけれど、そこだけではなく、普段が問われるんだろうなと思います。どう生きるか、人としてどうあるべきか、仲間をどう捉えるか、というそういうことまで求められているのではないかと思います。普段が舞台に出る怖さ、重さをしっかり受け止めておられるように思います。そういうところで、若い頃から、キャリアのスタートをさせて頂けたことは菜々っちにとって、本当にありがたいことだったと思います。辛抱強く、菜々っちを育てて下さっている皆様に本当に感謝しています。
そして、菜々っちのご両親。ご親戚。皆さんがほんっとに素晴らしいんですよ。ファンの方のことも本当に大切にして下さいます。バスツアーがあるんですけどね。その時に、おばあちゃまからレース編みのコースターなどを全員にプレゼントがあったり、お父様、お母様、ご親戚の方が移動中の配慮もして下さって、本当に大事に大事にして下さいます。ツアーを組んで下さるだけで十分なのに。
菜々っちに憧れ、その道を目指して追いかけて頑張っている現役の生徒もいます。菜々っちが新妻聖子さんに憧れたように、今は憧れられる存在になっています。次々とスターが生まれる中で、キャスティングされ続けることは本当に大変なことだと思うし、日々大きな不安との闘いもあると思います。でも、地道に丁寧に精進していってほしいと思います。私は彼女には「頑張って」と言わないようにしています。もう十分頑張っているから。ただただ、身体に気を付けてほしいのです。心身ともに休める時間と場所を作ってほしい。日々を新鮮に生きるためにも。私は、彼女が主役を務めるから応援している訳ではありません。音高で出会った生徒だから。そして、とっても辛い時期を見てきたから。そこからどう立ち上がったかを見させてもらったから。高野菜々という人間そのものを応援しています。遠くから。
どうか皆さんも、どこかで「音楽座ミュージカル/Rカンパニーの高野菜々」という名前を見たら、応援して下さいね。是非舞台を一度見て下さい。音楽座さんの作品は素晴らしいです。それはもう本当に。そこで輝く菜々っちを見て頂けたら嬉しいです。
菜々っち。3年間、本当におつかれさまでした。素敵な素敵な番組でした。声を聴いて体調を判断するしかなく、時には心配な状態ではないかと思いながら聴くこともありました。そんな時、ゲストの方とお話をして、素直に「あはは!」と笑う声を聴いて安心したものです。私も大好きな番組でした。残念な気持ちでいっぱいですが、新たな道をまた切り開こう。終わりがあれば始まりもある。それが人生。そして、「いつかまた」という、新たに増えた「夢」に向かって、番組を卒業した寂しさを忘れず、スタッフの方々や応援して下さった方々への感謝を忘れず、その日が迎えられるよう、自らを磨いていって下さい。どんな時も応援しています。夢中だった3年間を誇りに思って下さい。また舞台で皆さんに会って下さい。そして、菜々っちの最終回の放送のことをブログに書いて下さった仲間の方もおられます。音楽座あっての自分を忘れず、仲間とともに、いい作品を作り続けて下さいね。これからは、若くて勢いがあるというだけでなく、大人の女性としての成長に磨きをかけて下さいね。まだまだ可能性の塊です。勇気を持って、歩んでいきましょう。時にはゆっくり広島に帰ってきんちゃい。待っとるよ。
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女性
職業:
声楽家/声楽講師
趣味:
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自己紹介:
広島で活動中の声楽家です。
ホームページもご覧下さい。末永くよろしくお願い致します。
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