アオギリ平和コンサート

８月６日。特別な日のコンサートです。原爆が投下されたその日に、アオギリ平和コンサートが行われます。今年も出演させて頂きました。ありがとうございます。



朝からテレビ中継で式典を拝見し、黙祷。特別な想いを持って出かけました。灼熱の日差しの下ではありましたが、気合いで挑みました。もちろんスカートの中は汗だくでしたが（笑）いいんです。後でお風呂に入ればいいことですから。この日に、平和公園で演奏させて頂くことのほうが大事。

30分間、演奏致しました。心を込めて、魂を込めて全力で。酷暑の中、多くの方が足を止めて聴いて下さったこと、心から感謝申し上げます。本当に嬉しかった…。

その後、指導に伺っている、「ハーモニーやまた」の皆様と一緒に20分間演奏しました。団員の皆さんも、暑さ対策をばっちりして、参加して下さいました。それがもう嬉しくて嬉しくて、一生懸命歌って下さっている姿、本当に誇らしかったです。童謡・唱歌メドレーでは、お客様が一緒に歌って下さったり、手拍子して下さったのが嬉しかったです。コンサートというのは、演奏者とお客様が一体になれる楽しさがあると、改めて感じました。すごいなーと。



そして出番終了後の皆さんのお顔の晴れやかなこと！無理をお願いして出演して頂きましたが、やり遂げた！みんなで元気に歌った！という共通の達成感があり、特別な一日となりました。涙が出そうでした。

団員の方が「先生、ありがとうございました。私は原爆で家族を亡くしています。８月６日は、いつも辛かったんです。でも、こういう形で供養ができて、何よりの特別な一日になりました。本当に、歌えて良かったです」と言って下さいました。私こそ、ありがとうございました。そのようなことを言って頂けるなんて、嬉しかったです。また一緒に歌いましょうね。

暑い中伴奏をして下さった、吉清先生と記念撮影。ありがとうございました！




特別な一日となりました。いつまでも平和でありますように。過ちはくり返しませぬから。多くの御霊に合掌。