今年の被爆ピアノコンサート…

昨日で、今年の被爆ピアノコンサート、全て終了致しました。

徹夜明けでも、リハなしでも、気持ちがしっかりしていれば、なんとかなるものだと分かりました。もちろん、細々微調整はしますが、本番で歌っているうちに、ベストに持って行くことは、さほど困難ではないと思えるようになりました。歳をとった証拠ですがな…。もう歌って40年ですから、自分の声をコントロール出来ないと、それはそれで問題かと。でも、風邪で声が出ないということもなく、乗り切れたのは、お医者様の一か八かの勝負のような治療のおかげです。たくさんの方に支えて頂いています。

そして、共演者のピアニストには本当に感謝しています。長距離を移動して、アップもリハもなしに本番ということもありますし。それでも、笑顔で一緒に頑張ってくれる仲間は本当に貴重です。

来年も二人新しいピアニストが加わわります。やはりそれぞれ家庭を持ったり、仕事があったり、で、ギリギリの中で担当してくれているので、もう少し仲間を増やさないと、と思って、二人のピアニストに承諾して貰っています。人柄がすばらしい。加えてピアニストとしての才能もすばらしいとなれば、鬼に金棒です。そう、私は鬼（笑）頑張りましょう。

しかしながら、身体はボロボロです。朝からギシギシしています。今年は大阪方面、何往復したことでしょう。矢川さん不在のコンサートもすごく多くて、プレッシャーとの戦いもありましたが、終わってみれば、どのコンサートも、同じ気持ちで向かっていたように思います。どうやったら被爆ピアノのことが正しく伝わり、記憶して頂けるか。このことだけを考えて取り組みました。

とても、貴重な一年だったと思います。来年も全力で頑張ります。今後ともよろしくお願いいたします。

矢川さん。ありがとうございました。一番感謝しています。矢川さんの志をしっかり感じて、これからも頑張ります。来年もよろしくお願いいたします。

セントラル映電の社長、奥様、皆様。本当にありがとうございました。感謝の気持ちでいっぱいです。心を込めて頑張りますので、今後とも、よろしくお願いいたします。