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鼻濁音と無声音

日本歌曲を歌う上で避けて通れないのが、鼻濁音と無声音。

広島の人は、鼻濁音が苦手だと言われます。西日本の人は無声音が苦手だと言われます。…そうかなぁ(笑)私は不自由さを感じたことがないのです。

社会人になって、歌の道に戻る頃、これからは、歌うだけじゃなくて自分でトークもできないとダメだと思い、発音やアクセントを学んだことがあります。トーク番組に出たという設定で、実践形式で習いました。

その時に、鼻濁音と無声音について「広島出身の方には、苦手な人が多いんですよ」と伺ったので、すごく構えたのですが、「あ、大丈夫ですね」と驚かれた記憶があります。一応声楽ですし、子供の頃から合唱団で、鼻濁音と無声音についてはかなり厳しく注意されてきたこともあり、難しいと感じるより先に覚えたのかもしれません。

濁音でも、鼻濁音になるものと、ならないものがあります。無声音にしても同じです。諸説ありますし、解釈も様々です。でも、私はアクセント辞典を見て、ネットでも調べて、発音には気をつけるようにしています。私の生徒さんへのレッスンでは、そのことを必ず伝えています。

こだわりを持って、調べて、正しく発音するということは大事です。今でも必ず調べます。

私は日本歌曲が大好きなので、母国語を正しく美しく歌う人でありたいと思っています。声楽的発声をしても、ちゃんと言葉が届くように、漢字が漢字として聞こえるように、気を付けています。あくまでも美しく、自然な発音。これ、意外と難しいんですよ。

なので、作曲家の作品にしても、日本語を徹底して読んで、そのアクセントに忠実な作曲家が好きです。

母国語なのに難しいです。でも、やはりこれからも継続して日本歌曲を歌って参ります。

あと余談ですが、トークを習った時に、ラジオ番組を想定したのですが、相槌を打ちすぎないということを学びました(笑)相槌って、「はい」「ええ」「うんうん」…いろいろありますが、ラジオでは、音声がかぶると聞こえ難く、聴く人が疲れてしまうので、話す人、聴く人、その順番を守りなさいと言われました。無駄な相槌を打つなと。意外と耳障りなんですよ、と言われました。そして、話す時に「えっと」「そうですね…」「あのぅー」とか不要な言葉を発してはならないと(笑)

これらは結構難しいです。でも、全て経験。とにかく失敗を重ねながら、体で覚えていくしかないですよね。

日本語、美しく、丁寧に歌いたいです。

日々精進!

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プロフィール

HN:
Shima
性別:
女性
職業:
声楽家/声楽講師
趣味:
ドライブ、料理、美術館めぐり
自己紹介:
広島で活動中の声楽家です。
ホームページもご覧下さい。末永くよろしくお願い致します。
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