Generalpause
日々の出来事を思うままに、自分の言葉で…
ソプラノかメゾソプラノか…
- 2017/12/28 (Thu)
- 歌のこと |
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寝落ちしてしまい、3時半に目覚める…(笑)
来年忙しくなるなぁと思いつつ、思い出すこともいろいろ。声域の変遷も思い出しておりました。悩んだから。
子供の頃に所属していた合唱団では、ソプラノでした。裏声、でしか歌えない子でした。ハモる事が好きで、メゾとかソプラノのセカンドを歌ったりしていました。メゾが多かったのかな。
音高に入った時、声楽の先生は名前さえ覚えて貰えない劣等生で…。一年生の途中からコンコーネが高声用になりました。忘れもしない16番(笑)
大学受験のため、武蔵野音大の先生に師事した時、メゾソプラノと言われ、なぜか大学に入ってからはメゾソプラノに。
ここからが苦悩の日々でした。低音が苦手なのに、どうしてなのか分からず、歌うのが嫌になりました。苦しくて、声が出なくなりました。
大学3年の時に師事した外国人の先生が、私を導いて下さいました。「あなたはソプラノ。でも、何か考えがあるのかもしれない。考え方を変えましょう。どっちでもいいのよ。上から下まで歌える事が最も大事。ソプラノかメゾか、なんてたいしたことではないです。歌うの、好きでしょう?そのハートのために歌いなさい。自分のために歌いなさい」
堪えました…どっちでもいいんだ!とびっくりしました。
要するに、どの音域でもちゃんと歌えなきゃいけないということと、ソプラノか、メゾソプラノかは、音色が決める事。
心が軽くなり、楽しい、という気持ちが戻ってきました。
大学4年で先生は帰国され、一緒に来ませんか?と誘って頂いたのに、行かれなかったのです。無理を言って音大に来させて貰っているのに、これ以上は言えないと思い、断念しました。行きたかったです。
その後はずっとソプラノとして歌ってきました。
メゾ時代、下手だ下手だと言われ続け、高音が苦手になり、嫌いになりました。高音が出るようになったのは、35歳を過ぎてからです。歌うのが楽になったのは、40代から。今は、楽しいです。
文字にすれば、なんて事ないのですが、私にとっては、歌を辞めるかどうかの悩みだった頃もあります。
苦しかったです。
メゾソプラノの理由が分からず当時の先生に聞きました。
「私はソプラノの生徒はたくさん育てた。日本音楽コンクールでも3位に入賞させた。今度はメゾソプラノの生徒を育てたい。だからあなたはメゾソプラノなのよ」
今の私なら、乗っかることも出来たかもしれません。当時は、とても傷付いてしまいました。
私の生徒さん達には、歌うことは楽しいことだと、感じて頂けるようにレッスンしていこうと思っています。
仕事納めです(^^)今日も楽しくレッスンしてきます!
来年忙しくなるなぁと思いつつ、思い出すこともいろいろ。声域の変遷も思い出しておりました。悩んだから。
子供の頃に所属していた合唱団では、ソプラノでした。裏声、でしか歌えない子でした。ハモる事が好きで、メゾとかソプラノのセカンドを歌ったりしていました。メゾが多かったのかな。
音高に入った時、声楽の先生は名前さえ覚えて貰えない劣等生で…。一年生の途中からコンコーネが高声用になりました。忘れもしない16番(笑)
大学受験のため、武蔵野音大の先生に師事した時、メゾソプラノと言われ、なぜか大学に入ってからはメゾソプラノに。
ここからが苦悩の日々でした。低音が苦手なのに、どうしてなのか分からず、歌うのが嫌になりました。苦しくて、声が出なくなりました。
大学3年の時に師事した外国人の先生が、私を導いて下さいました。「あなたはソプラノ。でも、何か考えがあるのかもしれない。考え方を変えましょう。どっちでもいいのよ。上から下まで歌える事が最も大事。ソプラノかメゾか、なんてたいしたことではないです。歌うの、好きでしょう?そのハートのために歌いなさい。自分のために歌いなさい」
堪えました…どっちでもいいんだ!とびっくりしました。
要するに、どの音域でもちゃんと歌えなきゃいけないということと、ソプラノか、メゾソプラノかは、音色が決める事。
心が軽くなり、楽しい、という気持ちが戻ってきました。
大学4年で先生は帰国され、一緒に来ませんか?と誘って頂いたのに、行かれなかったのです。無理を言って音大に来させて貰っているのに、これ以上は言えないと思い、断念しました。行きたかったです。
その後はずっとソプラノとして歌ってきました。
メゾ時代、下手だ下手だと言われ続け、高音が苦手になり、嫌いになりました。高音が出るようになったのは、35歳を過ぎてからです。歌うのが楽になったのは、40代から。今は、楽しいです。
文字にすれば、なんて事ないのですが、私にとっては、歌を辞めるかどうかの悩みだった頃もあります。
苦しかったです。
メゾソプラノの理由が分からず当時の先生に聞きました。
「私はソプラノの生徒はたくさん育てた。日本音楽コンクールでも3位に入賞させた。今度はメゾソプラノの生徒を育てたい。だからあなたはメゾソプラノなのよ」
今の私なら、乗っかることも出来たかもしれません。当時は、とても傷付いてしまいました。
私の生徒さん達には、歌うことは楽しいことだと、感じて頂けるようにレッスンしていこうと思っています。
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Shima
性別:
女性
職業:
声楽家/声楽講師
趣味:
ドライブ、料理、美術館めぐり
自己紹介:
広島で活動中の声楽家です。
ホームページもご覧下さい。末永くよろしくお願い致します。
なお、コメントは承認制になりますので、反映されるまで時間がかかります。ご了承下さい。
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