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楽譜

移調譜を作っています。なんと「落葉松」

この楽譜はなかなかいやらしいのです。複雑過ぎて。Finaleのいうソフトを使って作成するのですが、超面倒(笑)

でも、丁寧に作っていけば気持ちが良いです。バリトンの生徒さんが歌いたいと仰ったので、頑張って作っています(^^)

合唱の師である佐伯康則先生は、楽譜を粗末に扱うことを許しません。楽譜で扇いだり、楽譜を床に直接置いたり、とても渋い顔をされます(^^)当然です。

私も気をつけるようにしています。床に置くしかない時も、直接ではなく、鞄を下にしてその上に置いたり、ビニール袋に入れて置くようにしています。

楽譜は大事ですから。

楽譜を粗末にすると、そういう演奏になるのです。なので、丁寧に丁寧に作っています。


今日、浜松国際ピアノコンクールの模様を放送していました。牛田智大くん。楽譜をきちんとコピーして、製本して、書き込んでいました。

もう19歳。子供の頃から見ているので、びっくりしますね(^^)その成長。

ピアノやヴァイオリンは、幼少期から習い始めます。話題が先行し、いろいろ悩んだこともあるのではと思います。故・中村紘子先生が、タレントになるなら一切関わらないと仰ったとか…。正しい方です。

プロとして活動をしている人がコンクールを受けるのは、なかなか大変だろうなと思います。

コンチェルトは、ラフマニノフ2番を弾いておられました。粘りが、音楽を重たくする印象がありました。2位とのことで、日本人最高位ですが、やはり優勝をと期待してしまいますね。

表現って本当に難しくて…

ニューイヤーオペラももちろん拝見しましたが、砂川涼子さんが秀逸だったと思います。

私は、表現と表情って、やり過ぎは良くないと思っていて(笑)顔芸ですか?と思うほど、動かし過ぎるのは、見苦しくて辛くなります。そこまでしなくても、と。身振り手振りが必要以上に多いのも避けたいところです。^_^

砂川涼子さんは、そこがものすごく適量(笑)で、何よりその歌唱力たるや、素晴らしいです。控えめなのに、ずば抜けて上手い…。美声ですよね。とても可愛らしい方ですし。日本の宝です。益々ご活躍されることと思います。

表現って、難しいです。やり過ぎは本当に避けたいです。

あと、昔習っていた先生に言われた言葉が深く残っています。

衣装は品格を左右するのよ、と。胸の谷間を見せるような衣装だけは着ないようにと。恥じらいを忘れないように、と強く言われました。オペラで衣装として存在するのは別として、コンサートなどで個人として着用するドレスは慎重に選びなさいと言われてきました。それはもう厳しく。

特に教会などで演奏したり、宗教曲などを演奏する時は肌の露出を控えなければなりません。スリップタイプやノースリーブのドレスであっても、必ずボレロを着ます。色選びも重要。

あと、短時間で、一人で着られるドレスを選ぶようにしています。背中で編み上げにするタイプは、脇にもファスナーが付いていれば大丈夫ですが、そうでなければ、どんなにステキなドレスでも、絶対に選びません。

出番前は、それぞれやることがあるため、人の手を借りなければ着られないようなドレスは、避けた方が賢明。

厳しく言われて良かったなと思うことでもあります。

ステージマナーは大事ですから。

上手ければ良い、というものではなく、全てバランスの良さかなと。

修行です、なにもかも。



さて、明日は「音楽現代2月号」の発売日です。浜離宮朝日ホールでのリサイタルのレビューが掲載されるそうです。

買わねば。

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Shima
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声楽家/声楽講師
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ドライブ、料理、美術館めぐり
自己紹介:
広島で活動中の声楽家です。
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