Generalpause
日々の出来事を思うままに、自分の言葉で…
日本音楽コンクールを拝見
- 2020/01/02 (Thu)
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咳の合間に寝る。
寝られない時は、講座の曲のリストアップ。
眠いなぁ。
あと1週間休みたいなぁ(笑)
皆さん、そうですよね。
気管支に来る咳は、吐くほど咳き込むから、疲れるんです。
今日、日本音楽コンクールの再放送を見ました。見逃したので。日本での最高峰のコンクールなので、やっぱり見ます(^^)声楽は35歳まで受験できます。要するに、声楽家としては、そこからがスタートですよ、ということ。
20代で教える人もおられますが、自分の声がまだまだ変化する時に、教えることは難しいと言われています。
一位を受賞された小堀さん。ロッシーニ歌いで開花され、見事なテノールでした。ロッシーニは技術も要るし、High-CどころかHigh-Dとか普通にありますしね。
こういう風に、専門性を極めることと、自分の声質に合った「レパートリー」を見つけることはとても大事で、これは見極めるセンスが必要。
好きな歌と、歌える歌は違います。
私のような声で、蝶々夫人は本来歌わない方が良いのです。歌おうと思えば歌えます。実際コンサートでも歌ったことはあります。でも「違うなぁ」と、やっぱりどこかで思うのです(笑)
私の声は、レッジェーロ。軽めの声です。ま、年齢のおかげで、少し太めになってきましたけど、細めの声質です。
プッチーニで言えば、なんだろ、ミミがギリギリでしょうね。
バスの方もおられましたが、まだ20代。バスは、一番低い声ですし、オペラにおいての役柄は、大抵が年配の役です。人生経験も必要ですし、40代〜50代がピークでしょうね。でも、とても良い声をされていました。
2位のソプラノの方は、コロラトゥーラソプラノ。ソプラノの中でも一番高い音域。叫ばない高音って実はとても難しくて、3点Fなど高音で伸ばそうものなら、そりゃぁもう、叫んでしまいますよ。その方向性がもう少し変われば、すごい歌手になりそうな方でした。とてもチャーミングですし、細いし♡人気出ますよね(^^)素敵な方でした。
3位のテノールは、なんと!呉高専卒ではないですか!びっくり。引越しのバイトをしながら学んでいるとか。そうなんですよ、そうなるんですよ。でもね、瞬間的に力を入れるのは、喉にも実は良くなくて、引っ越し屋さんじゃない方がいいなぁと思いつつ、でも、音楽と両立させていくには割の良いバイト、時間の選べるバイト、になるんですよね。とても良い声だったと思います。ちょっとリリックで。でも、最高音で伸ばす時、頭は動かさない方が良いです。声がぶれる。なんでもないことですが、海外のアーティストのビデオとか見て真似ると良くある現象な気がします。海外のアーティストは、何もしなくてもスピントな声を出すので、首が動こうが、出ちゃうんですけど、まだ声帯の成長が落ち着かない20代でそれをやると、声が変わるんです。一瞬。で、ひっくり返ったりするというもったいないミスにつながる。出し切った後で、幾らでも動かしましょう。
決めるところを決めないと、声楽家はアウトなんです。
自分の喉が楽器。これは、なかなか、辛いです。与えられたものしかないのです。それを磨いて磨いて、自分にしか出せない音にしていく。その地道な作業。加齢との戦いになりますし、出てきた頃には疲弊していたり、体力がなかったり。
入賞された方々には是非ご活躍頂いて、日本の声楽界のレベルをどんどん上げて頂きたいです。憧れられる人になってください。
素晴らしかった。小堀さんは特に、ロッシーニ歌いとして、世界に羽ばたいていただきたい。
しかし、疑問。
なぜみんな髭を蓄えるのだろうか(笑)そうしないとダメなの?っていつも思う。「いやぁ、オペラでさぁ」と言われるんだが、髭のない海外のアーティストさん、たくさんおられるんだけど。日本だけじゃないかなぁ。
貫禄があるように見せる効果があるけれど。日本人は若く見られるから…ま、好き好きです。
いやー、若いっていい。才能いっぱい。頑張って欲しいです。お伝えできるものならお伝えしたい。40代からが楽しいですよ、と。だから、続けてくださいね、って言いたい。なかなか収入に繋がらないけれど、続けるしかないのです。
素晴らしい演奏でした。
さぁ、寝よう。体調戻そう。
寝られない時は、講座の曲のリストアップ。
眠いなぁ。
あと1週間休みたいなぁ(笑)
皆さん、そうですよね。
気管支に来る咳は、吐くほど咳き込むから、疲れるんです。
今日、日本音楽コンクールの再放送を見ました。見逃したので。日本での最高峰のコンクールなので、やっぱり見ます(^^)声楽は35歳まで受験できます。要するに、声楽家としては、そこからがスタートですよ、ということ。
20代で教える人もおられますが、自分の声がまだまだ変化する時に、教えることは難しいと言われています。
一位を受賞された小堀さん。ロッシーニ歌いで開花され、見事なテノールでした。ロッシーニは技術も要るし、High-CどころかHigh-Dとか普通にありますしね。
こういう風に、専門性を極めることと、自分の声質に合った「レパートリー」を見つけることはとても大事で、これは見極めるセンスが必要。
好きな歌と、歌える歌は違います。
私のような声で、蝶々夫人は本来歌わない方が良いのです。歌おうと思えば歌えます。実際コンサートでも歌ったことはあります。でも「違うなぁ」と、やっぱりどこかで思うのです(笑)
私の声は、レッジェーロ。軽めの声です。ま、年齢のおかげで、少し太めになってきましたけど、細めの声質です。
プッチーニで言えば、なんだろ、ミミがギリギリでしょうね。
バスの方もおられましたが、まだ20代。バスは、一番低い声ですし、オペラにおいての役柄は、大抵が年配の役です。人生経験も必要ですし、40代〜50代がピークでしょうね。でも、とても良い声をされていました。
2位のソプラノの方は、コロラトゥーラソプラノ。ソプラノの中でも一番高い音域。叫ばない高音って実はとても難しくて、3点Fなど高音で伸ばそうものなら、そりゃぁもう、叫んでしまいますよ。その方向性がもう少し変われば、すごい歌手になりそうな方でした。とてもチャーミングですし、細いし♡人気出ますよね(^^)素敵な方でした。
3位のテノールは、なんと!呉高専卒ではないですか!びっくり。引越しのバイトをしながら学んでいるとか。そうなんですよ、そうなるんですよ。でもね、瞬間的に力を入れるのは、喉にも実は良くなくて、引っ越し屋さんじゃない方がいいなぁと思いつつ、でも、音楽と両立させていくには割の良いバイト、時間の選べるバイト、になるんですよね。とても良い声だったと思います。ちょっとリリックで。でも、最高音で伸ばす時、頭は動かさない方が良いです。声がぶれる。なんでもないことですが、海外のアーティストのビデオとか見て真似ると良くある現象な気がします。海外のアーティストは、何もしなくてもスピントな声を出すので、首が動こうが、出ちゃうんですけど、まだ声帯の成長が落ち着かない20代でそれをやると、声が変わるんです。一瞬。で、ひっくり返ったりするというもったいないミスにつながる。出し切った後で、幾らでも動かしましょう。
決めるところを決めないと、声楽家はアウトなんです。
自分の喉が楽器。これは、なかなか、辛いです。与えられたものしかないのです。それを磨いて磨いて、自分にしか出せない音にしていく。その地道な作業。加齢との戦いになりますし、出てきた頃には疲弊していたり、体力がなかったり。
入賞された方々には是非ご活躍頂いて、日本の声楽界のレベルをどんどん上げて頂きたいです。憧れられる人になってください。
素晴らしかった。小堀さんは特に、ロッシーニ歌いとして、世界に羽ばたいていただきたい。
しかし、疑問。
なぜみんな髭を蓄えるのだろうか(笑)そうしないとダメなの?っていつも思う。「いやぁ、オペラでさぁ」と言われるんだが、髭のない海外のアーティストさん、たくさんおられるんだけど。日本だけじゃないかなぁ。
貫禄があるように見せる効果があるけれど。日本人は若く見られるから…ま、好き好きです。
いやー、若いっていい。才能いっぱい。頑張って欲しいです。お伝えできるものならお伝えしたい。40代からが楽しいですよ、と。だから、続けてくださいね、って言いたい。なかなか収入に繋がらないけれど、続けるしかないのです。
素晴らしい演奏でした。
さぁ、寝よう。体調戻そう。
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プロフィール
HN:
Shima
性別:
女性
職業:
声楽家/声楽講師
趣味:
ドライブ、料理、美術館めぐり
自己紹介:
広島で活動中の声楽家です。
ホームページもご覧下さい。末永くよろしくお願い致します。
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