コロナ禍

2020年に始まったコロナ禍。これはもう、歌い手にとって大きな打撃となりました。

フリーランスで活動する私にとっては、本当に苦しくて、経済的にも困窮する状況でした。政府の支援をいただき、それでも追いつかず、それは今でも影響しています。レッスン代も上げていません。電気代が高騰する中、よく教室の家賃が払えているなと思います。毎月、電卓とお友達になります。本当、奇跡的です。ただ、自分のものは何も買えませんけど、いいんです。

どんな時も、絶対に歌い続けられる道はあると信じて、衛生面・換気に気をつけて、生徒の皆さんにも最大限ご理解いただき、ご協力頂いて、今に至っています。気がついたら、生徒さんが増えていました。口コミというかご紹介ばかりなので、とてもありがたいです。

もちろん、辞められた方、一時的に休会された方もおられます。

３年間は長かったです。まだまだ渦中ですが、コロナ禍も４年目に入りました。

実際のところ、本当にしんどくて。苦しいことの連続ですが、絶対に負けるもんか、絶対に辞めない！と思っています。

歌う場所を絶対に維持すると決めて、できる限りのことを考え実行してきたつもりです。それでも、音楽以外の仕事に従事することはありませんでした。

それは全て、生徒さん、合唱団の団員さんのおかげだと思っています。そして、会員制コンサートの会員の皆さんのおかげなのです。

どれだけ感謝していることか。

「ここがなくなったら困ります。今日も来てよかったです！」

その一言が、嬉しかったです。ありがとうございます。頑張りますよ。

オフは今月ゼロ日です（笑）働けるありがたみ。忘れずにいようと思います。


感謝を込めて。