出来た。台本。

平和の祈りコンサートで、今後使っていく予定の台本が出来ました。

初稿から、だいぶ言葉を削って、ゆっくり読んで、10分以内に収められる範囲になりました。冷静に考えながら。

泣き過ぎて頭が痛い。

戦争、だめです。原爆投下なんて、あり得ません。

このシンプルな結論が導けるように、書いたつもりです。

生きるって、大変。ただでさえ、大変なのに、戦争が起きて、原爆が投下されて。

平和って、人の立場に立って考えることも必要。想像力だと思う。考え方が違っても、理解しようと努力することも大事。

難しいね。

私に何が出来る？何か出来るとは、到底思えないけれど、何かしたいと思い、行動に移すことから始まると思うので、様々ご意見があろうかと思いますが、果敢に取り組みたいと思います。

もう、ほんと、胸が痛い。

これから曲を作ります。これは数日かかるだろうな。

じっくり、仕上げます。ちょっと急ぐけど。でも、誰もが聴きやすいものにしたいです。

力を貸してください。何かが降りて来て、音を運んでくれますように。

出来たけど

台本の叩き台が出来ました。ここから言葉を絞ります。

いやー…これ、泣いて読めんかも。

泣かせたい訳でもなんでもなくて、あの時生きた人の姿、心から何を学ぶか、何が出来るかを問いかけるものにしたいんだけど、やはり人一人の人生って、どえらく重たいものなんだと痛感します。だから、どう伝えていいか、本当に苦しい。

私自身、その人への想いもあり、資料館へ行く度に、立ち止まって、見入るので、ちゃんと伝えられるものにしないといけないと思っています。

よくある絵本など参考にはしましたが、やはり家族の方が綴っておられるものが最も正確だと思うので、軸はそこに置きました。

当たり前のことだけど、人が人の命を奪ってはならないんです。一人の人生って本当に代えられない重みがある。誰もその人の人生を歩むことはできないし、寄り添うことはあっても、自分のものにはならない訳で。だからこそ、尊いのだと思いますし、しっかり生きていかなければならないのだと思います。

日曜日なのに、オフなのに、泣き過ぎて喉が痛い。

私に出来るんだろうか。

私がやっていいんだろうか。

平和の祈りコンサート、苦悩の始まりです。

でも、やります。やらないといけない。そう思うのです。思い上がりかもしれません。でも、やる。

やらないと。


がんばろ。

平和の祈りコンサート〜 Preghiera（祈り）

大阪のセントラル映電さんがプロデュースして下さっています、平和の祈りコンサート〜Preghiera（祈り）が、今夏からスタート致します。



被爆ピアノ平和コンサートでいつもお世話になっているのですが、本当に何から何まで心配りの中で、演奏に集中させて頂ける環境をしっかり整えて下さり、安心してお仕事をさせて頂いておりました。

昨年、新たな平和コンサートをというご提案を頂き、ご相談させて頂きながら、この企画を立ち上げて頂き、いよいよ実現という運びとなりました。

このコンサートは被爆ピアノを使わないコンサートなのですが、伝えることはただ一つ。平和な世の中でありたいということです。身近な人にこそ「ありがとう」と「ごめんなさい」を伝えられる世の中でありたい。万人が安心して笑顔で暮らせる毎日を過ごせるよう、音楽を通して、伝えられたらと思っています。

セントラル映電さんが、広島の演奏家が平和の尊さを伝えるコンサートを企画したいと仰ったお気持ちに、しっかり応えられるよう、全力で取り組みたいと思います。

個人的には、被爆ピアノと一緒ではないことにものすごい寂しさを覚えますが、とても大切なテーマですし、被爆ピアノと共通した想いがありますので、これまでと変わらず丁寧に務めて参りたいと思います。

おそらく、私にとって、ものすごく貴重な経験になっていくと思います。無名の演奏家の私が、どこまでお客様のお気持ちに寄り添い、平和への想いを新たにして頂けるか。自分自身を、より厳しい環境に置いて、より一層精進して参ります。そして、この年齢になって、新たな挑戦をさせて頂けることに対しても、感謝しております。トークはもちろんのこと、演奏も頑張らねばなりません。

今、様々資料を取り寄せて勉強中です。知らないと伝えられませんから。近々、原爆資料館に行く予定です。原爆資料館にはたくさん資料があります。月１回は必ず訪れていますが、今月、来月は行く機会が増えそうです。

今夏、成果が出なければ、おそらく来年は動かない企画になるであろうと予想しております。せっかく立ち上げて下さった企画なので、危機感を持って、挑みたいと思っております。既にいくつか決まっており、ホームページの「EVENT」のページにて、日程を記載しております。皆様の応援を支えに頑張りたいと思います。

セントラル映電さんに、心から感謝しております。ご恩返しが出来るよう、一回一回全力で、丁寧に務めて参りたいと思います。

ひたむきに、ひたすらに、頑張ります。

覚悟を持って、挑戦、します。皆様、今後ともよろしくお願い申し上げます。